スポンサーリンク

スポンサーリンク




スポンサーリンク

カットダウン走(ブレイクダウン走)

トレーニング

おはようございます
こんにちは
こんばんは
おたすの足底筋膜炎日記です。

先日、カットダウン走(ブレイクダウン走)を行いました。
今まで話題になったり、よく耳にしている言葉だったのですが
どういう効果があるのか?どんなメリットがあるのか?
イマイチ理解できておらず。

今回は自分なりに調べて、実践して、
感じたことなどをつらつらと書いていきます。

そもそもカットダウン走とは?

最初に長い距離を設定ペースで走り、ジョギングで繋ぐ。
徐々に距離を減らし、その分ペースを上げて走るトレーニング。

では、カットダウン走をやるとどんな効果が得られるのか?
メリット・デメリットは、、、?

結論:ぶっちゃけわからん。


個人的に調べましたが
正確な定義付けや情報は見つけられず、、

1500m〜3000mのレースペースで行うというものから、
マラソン・ハーフマラソンのペースで行うというものまで。

有名に理由としては、下記がありそう。
①オレゴンプロジェクトが導入していると話題になった
②インターバルやペース走に飽きた方が取り入れている
③キツいメニューの代名詞として認知度が上がった

というわけで、
○○という効果が得られるので、、、という側面はなさそう。

メニューの中身として、多かったのは
中長距離のメニューとして、
600m+400m+300m+200m 2〜3セット
(1500~3000mのレースペースからスタート)

マラソン・ハーフマラソン用のメニューとして
3km+2km+1km
(マラソンペースからハーフマラソンペース、ラスト1kmは全力など)

どんな効果が得られそうか?(個人的解釈)

ここからは完全に主観で、感覚重視で書いていきます。

参考までにさまざまなトレーニングの種類があり
目的もさまざまです。

インターバル:ペースに身体を慣らすために
ペース走(閾値走):閾値を上げるために
距離走:脚作り、有酸素ベースの土台作り

今回取り上げる

カットダウン走は、
レース中の余裕度を上げるためのトレーニングかなと。
耐乳酸能力を上げる

ではなぜ、そう感じたのか?

カットダウン走は、
足を使い切った状態から、
さらにペースを上げるトレーニングだからです。

これは、
①筋肉に蓄積できる乳酸のキャパシティを広げる効果。
②筋肉が動かなくなった(乳酸が蓄積された)状態で身体を動かすことをできるようにする

=余裕度を上げることにつながる

と捉えることにしました。
参考:弘山勉のブログ スピードランナーへの近道


今回は、1500mや3000mのレースに向けて行う
600+400+300+200を例に書いていこうと思います。

実践すると身体にどんなことが起こるのか

被験者:おたす
直近のレース:1500m
目標タイム:4分30秒

1500mのレースペースで行う場合は、
72秒/400m のペースから始めて
徐々にペースを上げていくのが理想的ですが、
今回は、設定よりも10秒/km速いペースで行いました。

設定
600m:1分42秒(2分50秒/km)
400m:67秒(2分45秒/km)
300m:48秒(2分40秒/km)
200m:30秒(2分30秒/km)

リカバリーは、次の疾走区間分の距離を
ゆっくりジョギングで繋ぎます。ペースは適当。

いざ、スタート。
まずは、600m。
身体はフレッシュな状態なので問題なくクリア。
(1分42秒:設定通り)
ただこれをインターバルのようにジョギングで繋ぐのはややキツい。
足を使い切ったというよりも、上半身に疲労感を感じた。

続いて、400m
2分50秒/kmよりもペースを上げる!
という心理的なハードルが大きかった。
ラスト50mほどで足が止まる感覚があり。
(68秒:設定+1秒)

インターバルのように余裕をもって、
本数を重ねるトレーニングよりも圧倒的にキツい。

身体が疲労ある(乳酸蓄積)状態で300m
ここで打ち上がり。
(51秒:設定+3秒)

足、特に太ももが痺れた状態のまま失速。
耐乳酸能力を鍛えている〜!!という感覚。

脳が制御して動かなくなった足を無理やり動かす感覚。
(身体に悪そう)
ただ、これで無理やり動くようになるとキャパシティは広がる気がしました。

繋ぎのジョギングで追いつき200m
(35秒:設定+5秒)

もはや、為す術もない。
ふらふら状態で、200mを走り切る。
足を動かす!というよりも、ただ走っているだけ。

終了後は、酸欠の時の独特の頭痛になりました。
気づいた時には、膝に手をついています。

こんな感じ

感想・所感

ペース走・インターバルがキツい時に粘るトレーニング
とするのであれば、
カットダウン走は、キツいのさらに上
動かなくなった時に無理やり動かすトレーニング。

動かなくなった時に無理やり動かす
=レース中にキツい時にも身体が動くようになる。
=余裕度が上がる。
=筋肉の耐乳酸能力が上がっている

(筋肉のキャパシティが増えている)

ことになるのかなと。

走ってみて感じるのは、
インターバルやペース走とは、別の種類のキツさがある。
別の能力を高めることにつながる気がします。

レースでのラストスパート、
レース中の急激なペースアップ
そんなシーンで他のランナーが苦しんでいる時に
身体を動かすことができるそんなランナーになるためのトレーニングになるのかなと思いました。

レースで「キツい」と感じる時間を遅くさせたり、
「キツい、もう限界!」と感じてからも身体は動いている!そんな能力を養うには合っていると思いました。


精神的にキツいので1人で行うのは難しい。

そして、身体への負荷も大きいので
練習計画の中にどう取り組んでいくのかも重要です。

おわり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました