自分の周りには「目標をを立てているけれど、実現をしない」という人が多い気がします。
自分も含め、なぜ目標が実現しないのか?実現させることができないのか。
自分なりの解釈と、自分なりの克服について
ドーパミン
目標を達成できない人の特徴として「難易度が高すぎる」というのがあると思います。
仮に今の私が「1ヵ月で5000mを14分台で走る」という目標を立てたとしても、
自分をはじめ、周りの人間にも「どうせ無理だろう」と思われるはずです。
自身でも「無理かも、かなり厳しい」と思うのが本音です。
脳科学的には、ドーパミンは「高すぎる目標設定」ではドーパミンがでないそうです。
ドーパミンはいわゆるモチベーションの源です。これは目標を設定するためには、必須の脳内物質です。
あなたがレースに出ている時に、
「トラックあと1周400mを○秒で走ることができたら、目標タイム○○がクリアできる!」
「30km地点でこのタイム、あと12kmを○○で走ることができたら、サブ3が達成できる!」
そんなときに頭の中でゴオオオオオオ と出てくるあれです。
多分あれがドーパミンです
目標設定
ドーパミンは難しすぎず、簡単すぎず、一生懸命がんばることでなんとか達成できる目標を設定した時に最も分泌されます。簡単そうで難しい、少し背伸びをすることでクリアできる「ちょいむず」の目標設定が大事になってきます。
簡単すぎず、難しすぎない練習メニューに挑戦する時が1番燃えます。
レースでなどで、自分の限界ギリギリのタイム設定で走ろうとすることは、
ドーパミンが多く分泌されるのです。
レースで早い段階で集団からこぼれてしまった選手がラストもなかなか動いていないが、
自己ベストが出るか出ないかギリギリで走っている選手が身体的はきついはずなのにラスト動くのは、こういったドーパミンが多く分泌されているからなのかしれません。
ギリギリの目標設定 大切。
実現しない目標を実現する目標へ
実現しない目標を実現する目標へ、細分化して具体的な行動内容に落とし込む。
トレーニングでいったら、5000mで15分を切るなら、3分00/kmペースで5km走ること。
いきなり5000mが無理なら、2000mを6分00秒、それが無理なら1000mを3分00秒
それでも無理なら400mを72秒。
細分化してクリアしていく。先週は3分00秒ペースで2000m走れたから、今週は2400m走ろう。
この繰り返し。やることはシンプル。階段を1段1段のぼるだけ。
クリアできなかったら、以前クリアできたメニューに戻って繰り返し再現性を高める。
その時のギリギリクリアできる設定が大事。
長期な目標を立てながら、今を大切に。
まとめ
実現可能な目標を立てて、階段を1つ1つ登るだけ。
目標設定は「ちょいむず」で。
これは陸上だけでなく、人生も同じだと思う。
おわり
参考文献:アウトプット大全 引用
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